本八戸駅通りの空店舗対策として駅通りの何カ所かの所有者との話し合いの結果、現在の空店舗（約15坪）を借りる事になった。改装にともない本八戸駅通り振興会メンバーから原価工事の協力。さらに、役員からの会費前納など資金調達の工夫が考えられた。市及び県からの補助金を広告費用や改装費用にに利用し、平成12年12月に改装を終了し、平成13年 1月 5日開店となった。
	はんぱち坂の出品物は、創作的な商品に限定し、リサイクルショップ・フリーマーケット等との差別化を計った。さらに、将来的には自ら店舗を運営してゆきたいという意欲のある人達を重点的に選出し入店していただいた。 結果的に開店時は10人程度の出店者でスタートし、その後多少の入れ替えをしながら 3月時点で19名の人達がチャレンジしてくれた。
	当初の目的であった駅通りを少しでも明るくする事、シャッターを少しでも開ける事、創作活動の発表の場を提供する事、継続的な自由な店舗運営に関しては達成されつつある。だだ、当初のねらいであった学生や若者の入店者は少なく、主婦層が中心になった事は以外であった。また、入店者の商品の売れ筋もばらつきがあるようだ。３ヶ月程経過した中で新たな店舗を持ちたいとか、もっと広いスペースが欲しいなど、起業に関する意欲を見せている人達が現れた事からもこの企画は成功したと言えるでしょう。今後、店舗を増やす事などを考えてゆけば、振興会としての役割も十分に果たせる事になる。