八戸三社大祭製作記

六日町山車組の制作風景を紹介

まちの駅だより
2005年7月30日号

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何故か山車の上はダンボールの山々 6月15日

伝統的な竹組みや発泡スチロールに代わり下地はダンボールに

細かい装飾にはまだ発泡スチロールが使われています

下地は、廃材のベニヤ板も活用 6月22日

デコボコの下地に新聞紙を貼り岩の感じに

形に切った発泡には下地の白い塗料を吹きつけます

人形を仮付けして位置を決めました 7月3日

人形の表情と顔の向きや振りをチェック

男人形と女人形の肩の違いが判りますか

せり上がりの仕掛けを後ろから

仕掛けをたたんだところです

パネルや部材ごとに外して紙貼り裏側も手を抜きません

新聞紙の上にハトロン紙を重ねて貼っています

紙貼り作業は人海戦術です

滝の部分は技術の伝承のため昔ながらの竹組みで作っています

これは裸人形の腕でしょうか

小物はできるだけ材料の無駄が出ないように貼り合わせて作っています

他の山車組も気になる時期です、これは通りすがりに見た「売市」ダイナミックですね。
八戸市内には27組の町内や企業単位の山車組があり、それぞれ特徴のある製作をしています。紹介したのは、中心街にある古くからの山車組「六日町」竹組みや紙貼りといった昔からの山車作りの手法を伝えています。このため昨年は伝統山車賞に輝きました。今年は伝統的な岩山車を製作していますが、材料に廃品のダンボールを多用し、発泡スチロールやベニヤも再利用しエコロジーも実践しています。
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